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2008年1月15日 (火)

モノフェローズReview:BDレコーダー「DMR-BW800」

このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「 みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います) 商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら

「4倍録りDIGA」こと「DMR-BW800」は松下のBDレコーダー。

H.264形式での番組録画が可能で、H.264形式で録画した番組はBD以外に新規格の「AVCREC」としてDVDへもダビングできるのが最大の特徴。

  • 【外観】

散々言われているけど、箱から取り出すと薄さにやはり驚く。
あと往年のDIGA同様に空冷ファンが本体から飛び出しているも印象的。

ちなみに私が持っている「RD-X3」と比較すると幅と奥行きは同じぐらい。
次世代DVD機の方が薄いってのに時間の流れを感じる。

  • 【設置】

VIERA同様に地上波のアンテナ線はアナログとデジタルで別端子になっている。
なので、アナログ側も接続したい場合は分配器が必要になるケースが多いかも?
iPodやPSPやDVDプレーヤーを持ってたりすると、アナログ側で録画したいニーズもあると思うのですが、その場合はちょっと面倒かもしんない。

ちなみに今回「DMR-BW800」の相方となるテレビはVIERA「TH-32LX65」。
フルHD機ではないけど、HDMI端子と「VIERA Link」に対応している。
なので、テレビとの接続はHDMIを使用。ケーブル1本で済むので非常に楽。

初期設定は「かんたん設置」を利用する。
「VIERA Link」でテレビ側のチャンネル設定を取得して反映されることが出来るらしいけど、「TH-32LX65」とでは出来なかった。
どーやら「VIERA Link」がVer.2である必要があるらしい。なので最近のVIERAなら出来るはず。
って事で、通常通り設置場所の郵便番号と市外局番を入力してチャンネル設定を行った。
その他の設定も画面が順番に表示されているので、それに応じて操作すればOKなので楽チンだった。

  • 【録画予約】

番組表のレスポンスは、ソコソコ速い。
テレビ側の番組表がかなり遅かっただけに、そのギャップに驚いた。
コレだけ速ければ予約が面倒って印象は与えないと思う。

ちなみに番組表は1画面に表示できる局数を19局までに変更できる。
ただ、あまりにも増やすと何が何だか分かんないけどね・・・。(^^;A

Bw800_01
14局表示にしてみた番組表の様子。

スクロール時は選択している局だけの表示に限定して高速化を図ってる。
・・・けど、行き過ぎたりする事が多々有ったので、ページ移動タイプのスクロール方法もあれば良かったよーな気もする。

番組の検索についてはジャンル・キーワード・人名・トピックスから検索できる。
てっきり、キーワード検索は文字入力が出来ると思い込んでいたけど、画面に出てくるキーワードを選択するしかできず「うむー」な感じ。
使用頻度を考えると微妙だけど、ソニーのBDレコーダーは、ここら辺が充実しているよーなので残念。

トピックスは、TVガイドによる「今夜の見どころ」や「TSUTAYAオススメDVD」が表示される。
ただ、「情報元」として存在しているだけで予約に繋がる訳では無かったりする。

Bw800_02
トピックスの「TVガイド今夜の見どころ」を表示してみた。

検索は結構早い印象。

番組の録画予約は番組表からそのまま行う。
毎週録画もその場で簡単に指定出来るのは非常に良い。
また、詳細指定で前回放送分を上書きする「自動更新」も指定できるので、次回放送までにチャンと見る人で消す作業が面倒って人は指定すると良いかもしんない。

もちろん、今じゃ当たり前となった野球中継などの延長や、毎週予約は「最終回は15分拡大!」などの時間変更にも対応している。

本機はデジタル放送の2番組同時録画に対応しているが、DRモード以外の録画モードは両方の予約に指定できず、どちらか一方はDRモードである必要がある。
録画モード指定は前回の予約に使用したモードを選択している状態になるので、いつも通りに予約すると予約が重複しているとアナウンスしてくる。
そして画面で重複を確認してどちらかの録画モードをDRモードに変更する事になる。
確かに今の方法は丁寧で良いのかもしれないけど、重複時は予めDRモードを選んでいる状態にして欲しいと思ったりする。

Bw800_03
予約が重複した場合にアナウンスされるメッセージ。

Bw800_04
上記画面で「はい」を選ぶと表示される予約重複確認画面。
同時間に重複している予約が一覧で表示される。
この画面で録画モードの切り替えなどを行い重複状態を回避する。

で、ウリの「4倍録り」の根拠となってるH.264形式の録画ですが、HEモードでもドラマとか動きがそれほど激しくない番組であれば個人的には妥協できる印象。
正直、HEモードだと結構圧縮ノイズが見えちゃってるんで、ノイズが気になる人はHXモード以上のモードをオススメします。
まぁ、テレビがフルHD機でなかったり、「見たら消す」程度の番組の場合はRD-X3のLPモードを常用しちゃってるよーな私の意見なので参考程度にしていただくと幸いです。(^^;A

ただ、スポーツイベントや保存目的ならHGモードを使用するべきだと思うし、後述の互換性を気にする必要があるならDRモードで録画するのが無難だと思う。

で、H.264形式(HG~HEモード)の互換性の話ですが、音声について「オート」と「固定」の2つの設定があり、下記のよーに「痛し痒し」な関係なので結構微妙。

音声記録設定 高速タビング サラウンド 互換性 備考
オート × 音声記録の制限は無いが、松下独自の形式
固定 × × サラウンドはステレオ、二重放送音声は正・副のどちらかに限定される

ダビングしたBDを後世に残したいと思うなら他社プレーヤーを考慮して音声を「固定」にするか、DRモードで録画するしかない。
ちなみにDRモードの場合、他社にあるよーなデータ放送分のデータを削るなんて事はしないので、コレも歯がゆいかも?

せめて「固定」で高速ダビングが可能であれば、RDシリーズの「DVD互換(R互換)モードみたいなものか」と諦められたんだけど・・・。( ̄з ̄)

ちなみに番組の録画中は本体の録画ランプが点灯するんですが、録画ランプが2つあるので2番組同時録画が実行されているのか一目で確認できるよーになっている。

  • 【再生】

録画した番組は番組毎のレジュームに対応してて、最後に見た場面から再生を再開できて普通に便利。

毎週予約の場合は番組単位でまとめられているので分かりやすかったし、見ていない番組には「未」の文字が一覧上に表示されているので便利だった。

リモコンは個人的に決定ボタンの位置が下過ぎて少々持ちにくい印象。
あと、CM飛ばしに便利な30秒スキップがあるのは良いけど、逆の10秒バックが無い。
なので、30秒スキップで進みすぎた場合は巻き戻しで戻る必要がある。
30秒スキップも10秒バックもRD-X3を使ってて地味に便利な機能だけに、10秒バックが無いのはちょっと残念。

また、巻き戻しや早送り時にタイムバーが表示されないのもちょっと残念かな?
これもRD-X3を使ってる時にタイムバーを目安にしてた個人的なクセだと思うけど・・・。

1.3倍再生は結構使える印象。
1.3倍再生でドラマを見てみたけど、ちゃんとセリフが聞き取れた。

  • 【その他】

同時操作(マルチタスク)については特に不満は感じなかった。
追っかけ再生も出来るし、2番組の録画中でも他の番組を再生したり、編集まで出来るし、高速ダビング中でも1番組なら予約録画が実行される点は、かなり優秀だと思う。

BDドライブはBD-RE Ver.1.0の再生に対応するためカードリッジに対応してる。
殻付きDVD-RAMもOKなので旧DIGAユーザだった人とかは、ちょっと嬉しいかも?
(ただし、殻付きの8cmメディアには対応していない)

初期設定でクイックスタートを「入」にすると待機電力の増加と引き換えに番組表の表示が1秒で表示されるよーになる。
しかし、HDMI接続の場合はクイックスタートの恩恵を受けられず、番組表の表示に結局待たされることになるのは残念。

また、HDDにDRモードで録画した番組は「録画モード変換」で他モードへ変換することも出来る。
変換は予約録画の妨げにならないよーに電源OFFの間に実行するよーに指定が出来るのは良い感じ。
って事で「とりあえずDRモードで録画し、見た後にHDDへ塩漬けする場合はコンパクトに」って事も可能。なかなか珍しい機能かもしんない。

ちなみに、初期設定メニューでは、本体表示窓の明るさや、アクセントになっているSDカードLEDの点灯方法や、DVDへの高速ダイビング時のドライブの速度設定もできたりもする。

  • 【VIERA Link】

「VIERA Link」については、「DMR-BW800」側の番組表を表示しよーとしたり、再生しよーとすると自動的にHDMIに入力切替されるし、テレビの電源を切れば同時に「DMR-BW800」の電源も切れてなかなか便利。

Bw800_05
テレビ側のリモコンの「操作一覧」ボタンを押すと表示されるメニュー。
この「ディーガを操作する」を行うとテレビ側のリモコンがDMR-BW800側の操作に切り替わる。

また、テレビ側のリモコンである程度操作が出来るので「ちょっと操作しよう」と思ったときは便利。

ただ、番組を予約する場合に、テレビ側のリモコンでは「DMR-BW800」側の番組表の放送波の切り替えが出来なくて結局リモコンを持ち替えたりした。
地デジオンリーな人なら問題が無いだろーけど、BSなんかも見られるよーにしてる人はちょっと困る場合があるかも?

  • 【総評】

レコーダーとして際立つ筐体の薄さは良いし、同時操作が優秀な点は使い勝手の点でポイントが高いかもしれない。

普段使いで唯一不満に感じるのは、番組表の検索がフリーワードで出来ないこと。
キーワードをユーザが自由に登録できて、暇な時に抽出して、一覧にまとめてくれてるだけでも結構使い勝手が良くなりそーな気がするんだけどなぁ・・・。
特に110度CSとか番組の数が多すぎて把握できないだろーから欲しい人は居ると思うんだけどねぇ・・・。

BDやDVDへのタビングについては、「AVCREC」が加わったのと、H.264形式の音声の「オート」と「固定」で「高速」と「等速」の関係がさらにややこしくなっている。

H.264形式の録画モードは、画質をソコソコ維持しつつ容量の節約できるため実用的で積極的に使いたくなるんだけど、BDや「AVCREC」でDVDに保存しようと思った途端に「互換性」だったり、「高速ダビングできない」と壁が出現するよーな印象を受ける。

特に、互換性を考慮してH.264形式の音声を「固定」として音声記録の制限を受け入れたにも関わらずBDやAVCRECに高速ダビング出来ないのは、規格上の都合だと思うけど、やはり納得できない。

レコーダーとしては作りが良いと思えるので、この点は余計に目立ってる気がして少々残念。
今後の出てくるデジタルレコーダーでスタンダードになるはずのH.264形式だけに「互換性」と「高速ダビング」の両立できるよーに改善できるならして欲しいと思います。

って事で、まとめるとソニー機のよーな垢抜けた感じはないけど、松下機らしく「地デジ時代のレコーダー」として極めて実直なレコーダーだと言えます。

1ヶ月近く試用した訳ですが・・・やっぱりSD画質のDVDレコーダーなんぞには戻りたくなくなりますな。(^^;A

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