フルHD Xacti「DMX-HD1010」のレビュー記事
先週の記事なんですが、よーやくサンプルを見る時間が出来たので・・・。(^^;A
このブログではおなじみ小寺信良氏によるフルHDなXacti「DMX-HD1010」のレビュー記事。
小寺氏も書かれてるけど、新設された「Full-SHQ(1,920×1,080 30p)」モードのサンプルを見て驚いた。
コントラストが高めでホントに写真みたいな動画なのね。
つーか、動画でもあんなにキレイにボケが出来るもんなの?
多分、PC上で再生するのに相性の良い30pになったから、そんな印象を受けるんだろーけど「ビデオカメラの動画」って思って見てると結構ショックを受けたりしたりして・・・。
あと、ウリの300fpsで撮影できる「Web-SHR」モードなんだけど、カシオの「EX-F1」と比べて緩急付けられないので映像的な面白さが弱くなっちゃうのは残念。
でも、なかなかキレイなので十分な光量がある状況下ならコレはコレで面白い映像が撮れそーな感じ。
コレも新たに追加された静止画の「ワイドダイナミックレンジ」だけど、確かにワイドダイナミックレンジがONの方が黒つぶれを防いでいるけど、同時に明るいところが白っぽくなってしまって全体的にコントラストが落ちてしまっているよーに見えたりする。
コッテリとした画質が好みの人だと「なんだかなぁ」って思っちゃうかもしんない。
他社デジカメの「ワイドダイナミックレンジ」ってもっとチャンと処理してくれてたと思うので、もー少し頑張って欲しい感じ。
動画の顔認識も搭載してて全体的に良い感じの印象。
特に「Full-SHQ」モードの追加によりダイレクトにPC上で再生したり編集できるよーになった事は大きいと思う。
同時にプログレッシブのせーなのか写真的な動画になってるのも面白いと思う。
動画からの静止画の切り出しもプログレッシブ化されて品質を保ちやすいだろーし、Xactiらしく動画共有サービスやブログとの相性も良いだろーし・・・。
あと、インターレースを解除する必要がないので再生時の負荷がいくらか軽くなる点も現状のPCのパワーを考えるとメリットかもしんない。
ただ、ワイド側の画角が狭いのは相変わらずなので室内では使いにくいのが難点かもしんない。
「DMX-HD1010」の画質が結構好感触だし、AVCHDビデオカメラでもソニーの「HDR-TG1」のよーにソコソコのクオリティを維持しながら機動力をウリにしてきた製品も出てきたりと、デジカメとビデオカメラの境目がますます曖昧になっちゃってる訳だったりしますが、そんな状況なので気合を入れて購入するはずの子供撮影用に「ビデオカメラ」じゃなくて「DMX-HD1010」を選ぶ人が出てきてもアリかな?って個人的に思ったりもする。
その場合、弱点としては手ブレ補正が光学式でないことなんだろーけど、赤ちゃんの時の何気ない仕草をチョコチョコと撮るなら「DMX-HD1010」の機動力の方がメリットが大きいだろーし。
で、本格的な「ビデオカメラ」を購入するのは子供が入園して長回しする必要が出てきてからで良いんじゃないかな?
むしろ今の時代ならブログに子供の成長記録を載せる人も多いだろーから、その場合「DMX-HD1010」の「Full-SHQ」モードはAVCHDより相性が良いはず。
なので、ますます悩む人が多くなりそーな気がしてたりするのでした・・・。(^^;A
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