「青少年ネット規制法」がスルッと成立
ネットの有害情報に青少年がアクセスできないよーにするサービスの提供を義務付けてる「青少年ネット規制法」が成立しました。
この法律については、日本新聞協会やネット関連会社から「表現の自由を損なう」と懸念を示されたり、慎重な議論を求めていた訳ですが、思いのほか呆気なく成立しちゃいました。
ただ、反対意見もそこそこあったので「有害情報」の基準作りなどの運用面に関しては国は関与しない事になったよーです。
ただ、「民間のお手並み拝見」と言った感じもあったりして、民間での取り組みが成果を上げない場合は国が介入してくる良い口実にしてきそーで、そこのところは注意深く見守る必要があるよーな気がします。
ケータイについてはキャリア側でフィルタリングサービスを用意すれば良いけど、PCとなるとPCメーカとISPの2つに分かれちゃうので、その辺りを上手く運用できるのかって話はあったりするし、フィルタリングサービスにかかる費用をどーするのか、「青少年ネット規制法」では明記されていないので、その辺りも課題山積みって感じかも?
確かに、今のまま子供達を野放状態ってのも良い訳がないので何かしらの規制は必要になるのでしょーが、それは国がやることのか?と言われるとやはり疑問を感じます。
ただ、友人の一人がフィルターを外していれば、それではフィルターは無意味になっちゃったりするので難しい問題でもあります。
法律で縛るより先に「何が危ない」とか「何をしたらこーなる」と言うネット上の行動の先に起こりうる出来事が予測が出来るよーに子供達を教育していくほーが大事のよーな気はしますけどね。
なので、文科省もネット利用に関する教材をそろそろ本気で整備する必要があるんじゃないかな?
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