スマホのフィルタリング機能をちょっと調べてみた
「とくダネ!」でGREEの未成年に対する上限超え課金問題を扱ってましたが、その関連したインタビューのなかで、お母さんが「スマホのフィルタリングを回避するアプリがある」と答えてたのが引っかかった。
んで、調べてみたら・・・確かにある。
ググれば簡単に出てくるのであえて書かないけど、元々フィルタリングを回避する事を目的してるアプリじゃない。有名どころの健全なアプリ。
ただ、そのアプリの仕組み的にフィルタリングは難しいと思う。
しかし、上記を防ぐ手もあって、許可しないアプリを実行できなきゃ良い訳なので、各キャリアが提供しているセキュリティソフトや デジタルアーツが提供しているAndroid/iOS版「i-フィルター」を子供に端末を渡す前に突っ込む&設定しときゃ良い。
上記セキュリティアプリには、サイト制限機能を盛り込まれた専用Webブラウザを搭載しているのでセキュリティを保ちつつWebへのアクセスが行えるし、更にセキュリティや余計な課金を防ぐためには、Android/iOS共にアプリやコンテンツの購入にパスワードを毎回要求するように標準で設定できたりする。
・・・と書いたけど、やっぱ親側にリテラシーを要求するのは相変わらずだよねぇ。
子供用のスマホ購入時にケータイショップの店員さんも、その辺りを説明すると思うけど、やっぱり難解だし問題意識を持って無いと、さっきのお母さんのよーに「最初から諦めてる」って感じになっちゃう気がする。
各キャリアも別途で安心・安全講座なんてやってるけど、そんな講座に参加しよーとする保護者は元からモチベーションが高いから勝手に対応するだろーし、夫婦間でも問題意識の差があったりして奥さんが「それは良くわからないから、あなたが対応しといてよ」って感じだったりすると、これが隙になる訳でもあるし・・・。
(具体的な設定方法は知らなくても良いけど、実際の被害の事例や対処方法があることを認識しているのでは問題意識にかなりの差が出ると思うし、情報リテラシーは女性が得意な「コミュニケーション論」でもあるので夫婦それぞれに役割を担えるはず)
あと、今回のGREEの未成年に対する上限超え課金問題の根本は課金システムの不具合を「該当者が少ない」を理由に外部から指摘されるまで半年間公表しなかった姿勢であるし、対象はガラケーことフィーチャーフォン版のGREEの話なんだよねぇ。
MCの小倉さんも「で、結局問題点は何なの?」と突っ込んでたけど「とくダネ!」の話の持って行き方は子供たちのスマホ利用の危険性について重点を置いてたよーに見えてて「ミスリードしてるんじゃねぇ?」と思ったりもして・・・。(ーー;
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